
福祉サービスの現状と問題点について
在宅ワーカーから、1名就職が決まりました。先ず半年間は1日4時間の勤務です、半年後に条件の見直しを行います。
この方は福祉サービスとは既に切れた状態の方です。
我々としては手帳をお持ちの方(障害者)なので福祉サービスの定着支援を申請していただき、永くお勤めいただくサポートをしたいと思っておりました。通常他の福祉サービス(移行支援、A型など)から就労した場合、6ヵ月はその福祉サービス事業所が定着のための支援を行い、6ヵ月経ってから定着支援と言う福祉サービスに切り替えるのですが、今回は出身となる事業所が有りません。そこでその方の所在地の自治体(熊本市西区)にこの方の場合はすぐに定着支援事業を利用しないとサポートする支援機関が無いと相談しましたが、答えは6ヵ月経ってから申請して欲しいということでした。
一番離職率の高い最初の半年間を正式な支援機関無しに本人の頑張りと関係者の善意で乗り切る必要があるという現状です。
この国の福祉制度にはこんな矛盾が嫌というほどあります。